
クラウドは、「安くて」、「速くて」、「安心な」システムです。
自社でサーバーやシステム構築をすると、維持管理が大変なことに加え、ITの発展に追いつくように投資をし続けなくてはなりません。
これがクラウドを利用することによって、安価に最先端のシステムが利用できることになります。
また、地理的リスクも軽減することができます。自然災害が局所的に起ころうが、停電になろうが、クラウドが止まることは基本的にはありません。
実際、東日本大震災でも、携帯メールや電話はアクセス集中やサーバーが被害にあったため、遅延やダウンをしたのに比べて、クラウド化されたtwitterやGoogle AppEngineは止まることはありませんでした。

一概にクラウドといっても、いろいろな考え方があり、明確に説明するものはありません。
共通していえることは、情報資産を決まった端末に閉じ込めるのではなく、インターネットを利用して広く分散させるということです。
インターネットにつながってさえいれば、クラウドシステムの利用は場所を選びません。
海外であれ、出張先であれ、自宅であれ、どこでもオフィスにすることが可能になります。
同時にアクセス制限をかけることもできますので、従来のセキュリティレベルを維持することもできます。
その結果得られるものとして、コストダウン。社内外の情報流通の円滑化。リアルタイム性の促進。物理リスクの軽減。。。など、メリットは限りないものになります。


コスト面、双方向性、リアルタイム性、何から何までメリットばかりのクラウド化ですが、現在、運用されているシステム環境そのままでの、クラウド化はコストの削減も中途半端になってしまい、メリットを享受することができない可能性が高いと考えられます。
クラウドが持つシステム環境・特性に合わせたシステムに変えることによって、より快適に、より安価に、より安心なクラウドに移行することができます。
時には、業務フローを変更していただくことが必要になるかもしれません。それがデメリットといえばデメリットになります。もともと、非常に安価で安心にシステム利用をしようとするものですから、 現在の方法に固執せず、業務全体を見据えた、システム変更が必要となります。

セキュリティはクラウド化にあたって、どの企業様にも間違いなく不安に感じられているようです。それは、モノとしてデータが存在しないという漠然とした不安感からくると思われます。
一般にセキュリティと言われると、情報漏えい・情報消失の危険性を指摘されることが多いのですが、それは社員教育や日々の業務上の問題のことがほとんどです。システムにおいて、自社で個別にセキュリティ対策を施されるより、Googleなどの強固な最新鋭セキュリティを利用するほうが、不正アクセスに対するセキュリティは高いと考えています。